小腸の病気について学ぼう

小腸腫瘍・腸重積・腸閉塞・吸収不良症候群・クローン病

*

痙攣性イレウスとは?

      2015/04/02

イレウスには、

腸管の神経障害や腸管内の血流の悪化によって

腸の蠕動運動が

悪化して発症するタイプもあります。

機能的イレウスと呼ばれるものです。

 

イレウスの中では

発症率が比較的低いイレウスです。

機能的イレウスは2つに分類されます。

 

麻痺性イレウスと痙攣性イレウスです。

 

機能的イレウスの多くは、

腸が動かなくなって

腸内容物が停滞する麻痺性イレウスです。

 

痙攣性イレウスは、

今の日本ではほとんど見られないと言われています。

 

スポンサーリンク

 

痙攣性イレウスとは

痙攣性イレウスは、

腸管に器質的な疾患は無く、

腸管の一部が痙攣を起こしたために

通過障害を来たしたものです。

 

痙攣性イレウスの原因としては、

ヒステリーや神経衰弱、

鉛やニコチンの中毒、

腹部の打撲、

虫垂炎や胆石症、

腎結石、

腸間膜血管の塞栓や血栓などによる

腸管虚血があげられています。

 

これらの原因による

腸管支配神経の障害が

痙攣性イレウスを引き起こすとされています。

 

Stomachache

 

痙攣性イレウスの症状は、

周期的な腹痛、嘔吐、

腹痛膨満感、

排便や排ガスの停止などとされています。

 

お腹が動いていることを示す

「ぐるっ」という音は聞かれません。

 

同じく機能的イレウスに分類される

麻痺性イレウスには原因疾患の痛みが伴いますが、

痙攣性イレウスの場合には

原因疾患の痛みが特に伴うというようなこともありません。

 

腹痛も軽度で、

発熱も通常認められません。

 

スポンサーリンク

 

痙攣性イレウスの治療では

原因疾患の治療が大切です。

 

イレウス自体の治療というよりは、

原因となっている疾患の内科的治療が重要になります。

 

中毒が原因となって

痙攣性イレウスが生じている場合には、

その原因物質を体から

除去することが何よりも大切です。

 

痙攣性イレウスで

よく知られているのは鉛中毒によるものです。

 

鉛中毒によって腸管が収縮することによって

腸内容物の移動に支障を来たすものを

痙攣性イレウスとする場合もあるほどです。

 

中毒による痙攣性イレウスに対しては、

腸管の動きを司る神経に障害をもたらしている

原因物質を除くことが最良の治療になります。

 

1・2・・>>次のページへ

 - イレウス


スポンサーリンク




↓ ↓ ↓

今すぐ癌を早期発見する

  関連記事

odagiri
オダギリジョーと香椎由宇の子供が病気で亡くなった!絞扼性イレウスの恐怖

オダギリジョーさんと香椎由宇さんの 次男(1歳)が20日に亡くなりました。 …

診察をする女医
急性膵炎と麻痺性イレウスの関係は?

麻痺性イレウスは、腸管の動きが鈍くなり、 排便が困難になることによって起こる病気 …

Stomach abdomen pain or menstrual ache
麻痺性イレウスの介護や治療薬は?食事をしても大丈夫?

腸管の動きが鈍くなり、 排便が困難になることによって起こる麻痺性イレウス。 &n …

太ったお腹
麻痺性イレウスとは?

腸管の収縮運動が鈍くなって、 腸内容物が腸管をうまく進まず、 排泄が順調に行われ …

Sanfte Medizin im Verdauungstrakt - Infografik
単純性イレウスとは?

腸管内容物の肛門側への移動が障害されるイレウス。 イレウスは、 腸管内容物の通過 …

Focus shot of a surgical tray in an operating theater
絞扼性イレウスの手術・治療後の食事に気をつけるポイント!

保存的治療では治らないイレウス。 絞扼性イレウスは手術を必要とするイレウスです。 …

Young beautiful woman is having stomach ache.
麻痺性イレウスとは?原因や術後の症状は?

スポンサーリンク 麻痺性イレウスは、腸管の器質的な病変が無いのに腸内容の通過障害 …

腰痛を訴える女性
絞扼性イレウスとは?

緊急手術が必要になるイレウスがあります。 絞扼性イレウスです。   腸 …

ireus
小腸イレウスとは?原因は何?治療法は手術だけなのか?

スポンサーリンク 最近、テレビや雑誌などで腸の環境について取り上げられていること …

Doctor Looking at X-Ray
サブイレウスとは?症状や原因について!治療法・看護・食事は?

腹痛、嘔吐、著しい便秘が見られたら、 多くは内科を受診することでしょう。 &nb …