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イレウス管で正常な排液の色や量は?減少していると異常なのか?

      2015/07/11

多くのイレウス治療で用いられるイレウス管。

イレウス管を挿入している間は、

排液の色や量の観察が重要です。

 

イレウス管の排液は貯留している消化液です。

 

排液の色や量を観察することで、

合併症や重症化の早期発見ができます。

 

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イレウス管での排液

イレウス管からの排液の色は、

黒緑色、緑色、茶色、

黄土色などが正常範囲です。

 

胆汁が多いと茶褐色から緑色の間になります。

血液が混じると黒っぽくなります。

 

最も多いのは黒緑色です。

 

排液の性状は、

閉塞部位にもよりますが、

小腸上部にイレウス管が

入っている場合には胆汁が多くなります。

 

小腸下部や大腸に閉塞が起きている場合には、

便臭を伴う黄土色の便汁様のものが多くなります。

 

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イレウス管からの排液の色で注意を要するのは、

鮮紅色や褐色です。

 

腸の粘膜損傷を起こしている可能性を示します。

 

イレウス管の合併症で腸の粘膜損傷を起こした場合は、

イレウス管からの排液は鮮紅色が多いと考えられます。

 

ただし、

イレウスが解除されずに胃液が腸管に溜まっていたら、

排液の色は褐色になる可能性もあります。

 

▶︎癒着性イレウスとは?原因や症状について!

 

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イレウス管からの排液量は、

イレウス管がまだ拡張部にある間は多く、

狭窄・屈曲部を越えると急に減少します。

 

1日あたりの排液量は、

拡張部にある間は500~1000ml前後、

狭窄・屈曲部を越えると

100~300ml前後とされています。

 

排液量は、

その時の体内の水分の量などによって決まります。

 

体外に排出される水分の量は、

排液量に尿量を加えたものと考えて良いでしょう。

 

排液量を観察する際には、

輸液とのアンバランスは

無いかに注意することが大切です。

 

排液量が多い場合、

脱水になりやすいため、

点滴負荷を行うことがあります。

 

イレウス管からの排液については、

色や性状、臭気、

脱気の有無について観察することが必要です。

 

またイレウス管挿入中は、

尿量測定、

皮膚や粘膜の湿潤度、

電解質の異常の有無などを観察し、

腸蠕動運動の聴診をしたり

脱水の補正のための輸液管理をしたりすることも

必要になってきます。

 

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 - イレウス


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