小腸の病気について学ぼう

小腸腫瘍・腸重積・腸閉塞・吸収不良症候群・クローン病

*

イレウス管チューブは持続吸引器に固定して使う構造(仕組み)?

   

イレウス管での治療に必要なものは、

チューブ、排液バック、

持続吸引器です。

イレウス管を挿入する際の

最大の難所は幽門輪通過時です。

チューブ挿入前には胃内容物を十分吸引しておくことが大切です。

 

胃内を十分吸引しておくことによって、

十二指腸内に進んだバルーンが

嘔吐運動で胃内に戻ることを防止できます。

 

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イレウス管チューブを挿入する時には

幽門輪をうまく通過させるために

有用なのがガイドワイヤーです。

背臥位でイレウス管を胃内に挿入し、

吸引孔を通じてガイドワイヤーを用い、

胃内送気を適宜行います。

 

2回体位変換して

イレウス管を十二指腸下行脚内に誘導します。

 

イレウス管を十二指腸下行脚内に誘導したら、

先端バルーンをガストログラフィンで膨張させます。

 

ガストログラフィンは通常30mlとされています。

 

先端バルーンを膨張させたら、

ベッドサイドにて低圧持続吸引器に接続します。

 

Esophagogastroduodenoscopy or oesophagogastroduodenoscopy or pan

 

低圧持続吸引時は、

胸腔ドレーンの吸引バックに接続し、

-10~20mmH2Oで吸引します。

 

8時間毎に10cmずつイレウス管を

挿入することが多いようです。

メラサキュームでは、

まず排液バックの吸引ポートより

滅菌蒸留水を注入線まで注入します。

 

おおよそ24mlです。

 

注入線まで滅菌蒸留水を注入したら、

バックハンガーに取り付けて

器械側接続チューブを接続します。

 

コネクター付接続管と排液バックを接続します。

 

そして、

コネクター付接続管のもう一方を

患者のチューブと接続します。

 

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患者側のチューブは、

自己抜去のリスクや事故のリスクを考えて

頬にテープで確実に固定します。

 

本体は逆流防止のため、

患者より低い位置に水平に設置します。

 

電源を入れて吸引圧を設定します。
イレウス管を挿入したら、

カテーテル管理が大変重要になります。

 

効果的に減圧するため、

カテーテルの屈曲やねじれが生じないように注意し、

適宜ミルキングを行います。

 

歩行時や臥床時は、

イレウス管と排液バックが

挿入部よりも下に位置するように気をつけます。

 

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 - イレウス


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