小腸の病気について学ぼう

小腸腫瘍・腸重積・腸閉塞・吸収不良症候群・クローン病

*

イレウスとサブイレウスの定義について!

   

イレウスとは、

腸管の通過が阻害された状態を言います。

 

何らかの原因によって腸内容物の通過障害が起こり、

腸管拡張を来たし、

腹痛、嘔吐、悪心、

腹部膨満感、

排便や排ガスの停止などの

症状を示す病気がイレウスです。

 

腹痛、嘔吐、悪心、

腹痛膨満感などの症状は見られるものの、

腸管の閉塞が不完全なものをサブイレウスと呼んでいます。

 

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イレウスとサブイレウス

「サブイレウス」という言葉は学術用語ではありません。

 

辞書や教科書にも載っていません。

日本外科学会の用語集にも

「サブイレウス」という言葉は見いだせません。

 

しかし、

日常の診療ではしばしば「サブイレウス」

という言葉を耳にするようになりました。

 

便通 下痢 女性

 

サブイレウスは、

通常よりも腸管が狭くなってしまっている状態のことです。

 

また、腸管内にガスが多い状態を

サブイレウスということもあるようです。

 

若い医師の間では、

腸管内のガスが多いと「サブイレウス」

という言葉を口にする傾向があると

苦言を呈する医療従事者もいます。

 

日常診療で軽度の腸閉塞症状の状態を

「サブイレウス」と呼んでいると考えると良いようです。

 

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サブイレウスの原因で非常に多いとされているのが、

開腹手術後の腸同士の癒着です。

 

開腹手術を受けると腸同士の癒着はしばしば見られます。

 

高齢であったり、

他に疾患があったりすると、

サブイレウスを招くことがあります。

 

サブイレウスは術後すぐに発症するわけではありません。

 

10年以上前の開腹手術による

癒着が原因で発症することもあります。

 

開腹手術を受けたら、

腸に負担をかけないような

生活習慣を身につけるように心掛けましょう。

 

消化の悪いものを好んで食べたり、

良く噛まずに丸呑みにしたりという食生活を送っていると、

サブイレウスを招くリスクが高くなります。

 

運動不足もサブイレウスを招く要因の一つです。

 

消化の良いものを良く噛んで食べること、

生活に適度な運動を取り入れること。

 

こうした生活習慣によって腸を労わりましょう。

 

サブイレウスを放置していると、

イレウスに進行することもあります。

 

腹痛、嘔吐、悪心、

腹痛膨満感が続いたら、

医療機関を受診しましょう。

 

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 - イレウス


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