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便通異常とは?腹痛・腰痛との関係は?治療法について

   

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順調な時には気にも留めない排便。

しかし、一旦、調子が狂いだすと、日常生活のさまざまな場面で支障をきたすのが、便通異常です。

便通異常とは、具体的にはどのような状態でしょうか?

便通異常に腹痛や腰痛が伴ったら、どのような病気が考えられるでしょうか?

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下痢も便秘も同じく便通異常

下痢と便秘は、素人の感覚としては、対照的な状態です。

便が意に反して出すぎてしまうのが下痢、便が意に反して出づらいのが便秘。

それが、一般的な理解です。

しかし、医学的には、下痢も便秘も、便通異常という同じくくりにおさまる病気です。

便通異常とは、便通の回数、形状、量などが、通常と異なっている状態です。主に下痢や便秘を指します。

下痢と便秘は、便に含まれる水分量に問題がある状態です。

正常な便は、水分が70~80%。それよりも少ないのが便秘、多いのが下痢です。

便が腸内に長く留まっていたために、水分が60%くらいになったのが、便秘です。

便が腸内を素早く通過したために、水分が80%以上含まれている状態が下痢便です。

下痢をしやすい人は、実は、便秘をしていることも多いとされています。

下痢と便秘を繰り返すことが慢性的に続くようなら、さまざまな病気が潜んでいる可能性があります。

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可能性が高い大腸ガンと過敏性腸症候群

慢性的に便通異常が見られるようなら、まずは、器質的な病気を疑って、消化器内科を受診するようにしましょう。

視覚的に確認できる器質的な病気としては、大腸ガン、潰瘍性大腸炎、クローン病、大腸憩室症などがあります。

この中で、頻度が高めで、速やかな治療が必要なのが、大腸ガンです。

大腸ガンの主な症状は、便通異常以外だと、腹痛と出血です。

腹痛は、最も多い症状で、普通は、軽い鈍痛で始まります。

腹痛が血便と共に現れた場合は、大腸ガンの可能性が高いとされます。

ただし、血便は、一見して出血が確認できるような状態ではありません。

潜血便と言って、便を精密検査した際に初めて分かる程度の微量な出血です。

また、便が細くなったという場合も、要注意です。

はっきりとした理由もないのに体重が減少したり、帯状疱疹(ヘルペス)を発症した場合も、悪性疾患が疑われます。

そのような器質的な異常が見られない場合は、過敏性腸症候群が疑われます。

過敏性腸症候群では、便通異常の他に、腹痛、腰痛、背部痛などが見られることがしばしばあります。

疲れやすさや頭重感、倦怠感、不眠、不安、抑うつなどが伴う場合は、便通異常をストレスと関連づけて捉え、最近では過敏性腸症候群を疑う人も多くなりました。

注意したいのは、腹痛や腰痛が伴う場合があるということです。

過敏性腸症候群の場合、腹痛は、排便後に軽快します。

過敏性腸症候群では、精神的な要因が強く関与しているケースでは、心療内科での心理療法や向精神薬治療が必要になります。

近年では、イリボーという薬剤が新しく用いられるようになりました。

イリボーは、ストレスなどによって遊離が促進されるセロトニンを選択的に阻害し、下痢型過敏性腸症候群の治療に有効とされています。

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 - 便通異常


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