大腸憩室炎とはどんな病気?症状や原因はストレス?
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大腸憩室炎という病気をご存知ですか?
40歳以降に多くなるといわれる大腸の病気ですが、慢性的な便秘や下痢といった排便の異常が見られる場合には、この病気を疑ってみる必要があるかもしれません。
大腸憩室炎はどんな病気?
「憩室」というのは、外側にぽこんと飛び出した袋状のくぼみのことです。
憩室自体はそれほど珍しいことでもなく、基本的に無症状です。
大腸の検査などで発見されることもありますが、特に異常が出ていない場合は特別な治療を行う必要はありません。
しかし、憩室に便などが詰まり、炎症を起こしてしまうことがあります。
これが大腸憩室炎です。
大腸憩室炎になってしまうと、きちんと治療を行わないと重症化し出血を起こしてしまいます。
大腸憩室炎の具体的な症状は、大抵、下痢や便秘といった便通の異常から起こります。
そのほか、膨満感や腹痛といった症状も起こりますが、過敏性腸症候群の症状と似ているので注意が必要です。
炎症がひどくなると憩室が破れて、腹膜炎や腸閉塞が起こることもあります。
典型的な症状が起こっていれば、検査ですぐにわかるので症状を見逃さないようにしましょう。
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大腸憩室炎の原因と予防
大腸憩室炎には先天的なものと後天的なものがあります。
しかし、大半は後天的なもので、食物繊維の少ない欧米型の食生活や、運動不足、加齢といった生活習慣によって起こると考えられています。
大腸憩室炎を予防するには、食物繊維を取ることです。
特に便秘を起こして腸内の圧力が高まると憩室ができやすいです。
食物繊維を取ることで便秘を防ぐことが大切です。
野菜、海藻類、豆類などを意識的に取るようにしましょう。
また、便秘の予防には水分を多く取ることも重要です。
朝起きてから白湯もしくは常温の水をコップ一杯飲むことで、腸の運動を活性化できます。
さらに、運動不足も腸の働きを鈍らせ、便秘を促進させる原因になります。
軽いストレッチや体操、ウォーキングといった適度な運動を日課に取り入れましょう。
大腸憩室炎は特に40歳以降になりやすいことがわかっています。
40代以降は生活習慣を見直してみましょう。
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