大腸憩室炎の検査費用は?抗生剤で治療する?
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大腸憩室炎はちゃんと検査をおこなえば、診断は簡単だといわれます。
どういった検査を行うのでしょうか? そして、治療法とは?
大腸憩室炎の検査は何するの?
大腸憩室炎の検査は血液検査、腹部レントゲン、CT、注腸造影、大腸内視鏡などがあります。
【血液検査】
炎症反応を見たり、白血球の増加があるかの検査を行います。
【腹部レントゲン】
バリウムを使わない検査で、腸閉塞を起こしていないかの鑑別になります。
【CT検査】
腹部のCTを撮ると、大腸憩室炎の場合には憩室の周りの脂肪に炎症が見られます。
【注腸造影検査】
肛門から造影剤を流して、憩室の形を確認します。憩室の状態が最も確認しやすい検査です。
【大腸内視鏡検査】
すでに出血がある場合は内視鏡検査からそのまま止血処置に移行することがあります。
ただし、病状が進んでいて炎症が激しい場合には、内視鏡やバリウム検査では腸内の圧力が高まり、出血の原因になりかねないのでかなり慎重に行われるようです。
費用はどの検査を行うかにもよりますが、これらの検査の中で特に高額になるのはCT検査や大腸内視鏡検査です。
3割負担で5000円~6000円程度になります。
CT検査やレントゲン検査はフィルムを何枚使用するかでも変わってきますが、血液検査などを含めても1万円はかからないでしょう。
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大腸憩室炎の治療法は?
基本的に薬物療法になります。
ごく軽症のときには抗生剤の内服薬で自宅療養になることもありますが、たいていは入院治療が必要になります。
腸を安静にするために絶食を行う必要があるからです。
抗生剤は点滴投与になります。
入院期間は一概にはいえませんが、最低でも5日程度はかかります。
膿が溜まっていたり、穿孔(穴が開くこと)を起こしている場合は、こうした安静にするだけの治療では治りません。
手術をして膿を洗い流したり、穿孔を起こした部分の切除が必要になります。
特に腹膜炎を起こしている場合は緊急手術になることがほとんどです。
また、憩室炎を繰り返す場合には、症状が落ち着いたときに憩室を切除する必要があります。
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