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急性虫垂炎の男女の年齢比!徴候や圧痛点とは?

   

昔は「盲腸」と呼ばれていた病気。

 

正しくは「急性虫垂炎」と言います。

15人に1人が一生のうちに一度はこの病気に罹ると言われるほど、

よく見られる病気ですが、

約10%ほどの誤診があると言われています。

 

診断が難しい病気の一つが急性虫垂炎です。

徴候はどのようなものでしょうか。

発症しやすい年齢などはあるのでしょうか。

 

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徴候は一様ではない

昔は、

「スイカやブドウの種を飲み込むと、盲腸になる」と言われたものです。

 

しかし、

果物の種子を誤飲したことと

急性虫垂炎の発症には何の因果関係もないことが、

今では明らかになっています。

 

急性虫垂炎は、

虫垂の内部で細菌が増殖して感染を起こした状態です。

 

ただし細菌が増殖する原因は分かっていません。

 

典型的な症状としては、

右下腹部の痛みがよく知られています。

 

みぞおち付近から痛みが感じられることが多く、

痛みはゆっくりと右下腹部に移動していくとされています。

 

ただし、

妊婦の場合は、

子宮に圧迫されて虫垂が本来の位置から移動しているため、

典型的な症状が出ないことが少なくありません。

 

Senior woman resting at home with ice pack on stomach

 

腹痛で病院に行く途中、

減速帯を乗り越える振動で痛みが強まるようなら、

急性虫垂炎の可能性が高いと言われています。

 

触診では、

右下腹部を押した時の痛みがポイントになります。

 

しかし、

乳幼児や高齢者では、

痛みの反応が乏しいこともあります。

 

感染に対する生体反応が弱いことが多く、

診断が遅れる危険性も指摘されています。

 

急性虫垂炎は、

症状が一様でないため、

正確な診断が難しいとされています。

 

また腹痛を起こす病気は非常に多く、

右下腹部の痛みだけとっても、

腸炎・大腸憩室炎・卵巣炎・卵管炎などがあります。

 

便秘で右下腹部に痛みが出ることさえあります。

 

超音波検査やCTで炎症性に腫大した虫垂が描出されれば、

診断は確定されます。

 

多くの病院でCTによる検査が行われています。

 

ただし、

すべての症例で炎症性に

腫大した虫垂が描出されるわけではないことに、

注意が必要です。

 

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発症する年齢層は広い

急性虫垂炎が長らく盲腸と呼ばれていたのは、

診断の遅れから、

開腹手術をした時に、

すでに虫垂が化膿や壊死を起こして盲腸に張り付き、

盲腸の病気のように見えたためと言われています。

 

検査方法が増えた今日でも、

急性虫垂炎は、

症状が一様でないため、

なかなか診断ができないことがあります。

 

発症しやすい年齢、

発症しやすい性別などがあれば、

多少とも患者も医師も注意しやすいところですが、

そうした特徴も全くありません。

 

患者の男女比は、

ほぼ同じです。

 

発症しやすい年代としては、

多少10代が多いと言えます。

 

ついで、

20代と30代が多く、

10~39歳で患者の過半数を占めています。

 

しかし、

10歳未満と40~70歳代には大差がありません。

 

4歳児で発症することもあります。

90歳を超えた高齢者が発症することもあります。

 

若年者から高齢者まで、

男女差なく発症する病気が、

急性虫垂炎です。

 

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 - 急性虫垂炎


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