直腸ポリープ良性と悪性の判断は大きさ?早期発見のポイントは?
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直腸ポリープは初期症状がほとんどなく、早期発見が難しい病気のひとつです。
でも、ポリープの早期発見と早期治療はがんの予防にもつながります。
できれば、小さいうちに除去しておきたいものです。
直腸ポリープはほぼ良性だから心配なし!?
直腸ポリープに代表されるような大腸にできるポリープは、約8割が良性のものと言われています。
放っておいても消えたり小さくなるということはほとんどありませんが、変化しないままか、大きくなります。
変化しない場合は特に問題はありませんが、大きくなるにつれて悪性化しがんになりやすくなることがわかっています。
発見したポリープが将来がん化するかどうかは、ポリープを見ただけでは判断できません。
統計的にポリープの大きさが1cmに達すると、がんを含む確率が急激に上がります。
ですから、ポリープの大きさが5mmを越えると良性悪性にかかわらず、切除することが多いようです。
ポリープを発見した段階で大きさが5mm以下の場合、様子を見て後に再検査をするという判断を取ることも少なくありません。
できたポリープが悪性か良性かは、切除した細胞を病理学的検査で調べないとわからないので、心配な時は小さくても切除してもらうのも悪い方法ではありません。
実際、小さなポリープをすべて取り除いた後は大腸内視鏡検査を毎年受けなくてもよいのではないか、という考え方もあります。
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直腸ポリープは早期発見できるのか?
直腸ポリープは初期症状がありません。
ある程度ポリープが大きくなると、便とポリープがこすれて出血し、潜血があることで異常に気付くこともあります。
しかし、本当に初期のころに自分で気づくということはまずないでしょう。
直腸ポリープを初期の段階で見つけようと思うなら、定期的な大腸がん検診を受ける必要があります。
特に大腸内視鏡検査は、検査中に発見したポリープをその場で切除することも可能です。
また、大腸ポリープは遺伝性があるといわれています。
家族に大腸がんなど、大腸ポリープとかかわりの深い病気を患った人がいる場合は、早めに検査を受けておくと早期発見につながります。
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