直腸ポリープとは?症状は痔と間違いやすい?
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直腸は肛門のすぐ上にある器官です。
腸の一部ではあるのですが、栄養や水分を吸収する力はあまりなく、便を体外に排出ための器官になっています。
この部位の粘膜に生じた隆起病変を、直腸ポリープと呼びます。
直腸ポリープは初期症状がない!?
直腸ポリープには初期症状がないといわれています。
肛門に近い部位にポリープができていると、若干不快感を覚えることもあるようですが、ほとんど自分で気づくことはないようです。
実際、直腸ポリープを発見するのは、人間ドックで大腸内視鏡検査などを受けたときが多いようですね。
ポリープの大きさによっては出血が見られる場合もあります。
症状として便潜血が見られることもありますが、直腸は肛門に近いので大腸がんの症状などで言われる「黒い便」というより目視で赤い血が混じっているのがわかることが多いようです。
ただ、この症状で勘違いしやすいのが痔です。
便に赤い血が混ざっていても、「痔かな」で済ませてしまう人がとても多いのが現状です。
裂肛だと排便時に痛みがあるのでわかりやすいのですが、痔核だとあまり痛みもないため自分ではまず判断ができないのが現状です。
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▶︎直腸ポリープ良性と悪性の判断は大きさ?早期発見のポイントは?
直腸ポリープと痔をどう見分けたらいいの?
正直な話をすると、素人では判断が難しいので、異常だと感じたときには病院で検査を受けるのが一番正確でわかりやすいです。
ただ、痔だと思うとそんなに急いで病院に行こうとはなかなか思わないのではないでしょうか。
もっとも、痔も充分大変な病気ですから、軽視せずに治療を受けるようにしましょう。
直腸ポリープの場合は、下痢をしたり腹痛を感じることがあります。
また、排便をしても便が残っているような感じがあります。
ただし、こういった症状が出ているときは、かなり症状が進んでいてポリープも大きくなっていることが多いです。
もし、もっと初期の段階で発見しようと思うなら、定期的に大腸の検査を受ける必要があります。
また、家族に大腸がんなどを患ったことがある人が2人以上いる場合は、自分自身も大腸の病気になりやすいので、症状が出た場合には早めに検査を受けることをおススメします。
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