小腸の病気について学ぼう

小腸腫瘍・腸重積・腸閉塞・吸収不良症候群・クローン病

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幼児や子供の直腸脱治療の手術後の症状は?

   

日常生活に支障を来すだけでなく、病気に罹ったこと自体が恥ずかしさを感じさせる病気の一つに直腸脱があります。

どのような病気なのでしょうか。治療法は手術が中心となるのでしょうか。

手術を受けたら、快調な生活に戻れるのかということも、気になるところです。

 

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直腸脱とはどのような病気か?

intestine

直腸脱とは、病名の通り直腸が脱出する病気です。

肛門から直腸粘膜および直腸壁全層が脱出します。

ひどいものでは、直腸が反転して直腸壁全層が10~20cmほども肛門から飛び出します。

痔核や粘膜脱といった粘膜の一部だけの脱出とは、飛び出す範囲が異なります。

骨盤底が脆弱であること、直腸の固定に異常が見られることなどが、直腸脱の原因とされています。

排便時にいきむことが誘引になることもあります。

直腸脱の主な症状は、排便時の直腸粘膜の脱出ですが、進行すると、脱出は歩行時にも生じるようになります。

また、肛門括約筋の障害を伴うようになり、便秘や出血なども起こし、日常生活に大きな支障を来すようになります。

 

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▶︎直腸脱手術の費用はいくらかかる?

 

成人では外科的治療法が最も良いが、子供はなるべく手術しない治療法が望ましい

直腸脱は、高齢の女性に多い病気ですが、子供や若い成人にも見られます。

子供の場合は、肛門括約筋や肛門挙筋などの筋肉の発育不全が原因であることが多いとされています。

排便時に直腸を押し戻さなくてはならないようになったら、肛門科や肛門外科を受診しましょう。

近くの病院にこれらの診療科が無い場合は、外科を受診すると良いとされています。

外科的治療を必要とするためです。

成人では、外科的治療法が最も良いと言われています。

外科的治療では、開腹して直腸の後方および側方を遊離して固定する直腸つりあげ固定術が有効とされています。

具体的な術式は、十数種あります。

それだけ多くの手術法が行われているのは、未だ決定的な治癒手術が確立されていないことを物語っています。

治療期間は、入院を含めて2~3ヶ月。再発率は10%程度です。

軽度の場合は、開腹せずに、肛門管から施す直腸粘膜縫縮術とナイロンのひもなどによる肛門の締め付け手術が有効とされています。

ただし、治癒率は、70%くらいです。

約30%の人には、再発の可能性があります。再発は、2~3年以内に起こるとされています。

再発すると、排便時に手で直腸を押し戻さねばならない他、腸が動くと鈍痛を感じ、お腹が張ったりします。

手術が成功しても、手術後には、排便の量が少なくなり、何回もトイレに行くようになることが多いとされています。

また、排便と排便の間は、便意がつきまとうと訴える人は少なくありません。

肛門から直腸にかけては、便意を感じる敏感な部分だからです。そのような事情もあるため、子供の場合は、なるべく手術をせずに治療をすべきだと考えられています。

緩下剤を調整して便秘を予防し、排便時に腹圧をかけさせないようにすることが重要だとされています。

▶︎子供や赤ちゃんの腸捻転の症状や原因は?治療法や予防対策はこちら!

 - 直腸脱


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