小腸の病気について学ぼう

小腸腫瘍・腸重積・腸閉塞・吸収不良症候群・クローン病

*

S字結腸癌の手術時間はどの位?

   

食生活の欧米化が進むにつれて、日本でも患者が増えている大腸癌。

大腸癌は、50~70歳代に多く見られる癌です。

男女比では、男性がやや多いとされています。

癌ができた部位によっては、なかなか自覚症状が現れないこともあり、定期的な健康診断で癌が見つかる人も多いようです。

消化器系の癌では、比較的予後が良いと言われています。

進行性でも、完全に癌を取り去ることができれば、根治が期待できるからです。

 

スポンサーリンク

 

日本人に多いのは直腸・S字結腸癌

cancer

大腸は、小腸に続く右下腹部にある盲腸から始まります。

盲腸から始まり、上に向かうのが上行結腸、右から左へ向かう部位が横行結腸、下に向かうのが下行結腸、S字状に曲がっているのがS字結腸、まっすぐなのが直腸です。

癌ができる部位は、割合が高い順に、直腸が37.9%、S字結腸が34.3%と、この二箇所で全体の7割以上を占めています。

他の部位は、発症率がぐんと下がり、上行結腸が10.4%、横行結腸が7.0%、盲腸が5.9%、下行結腸が4.5%です。

直腸もS字結腸も、肛門に近い部位です。

そのため、便が固まった状態で大腸内を移行します。

癌ができていると、通過障害が起こりやすく、便が細くなったり、血便が出たり、腹痛、下痢、便秘などを繰り返すことが少なくありません。

初期症状が出やすいのが、直腸やS字結腸にできた癌です。

 

スポンサーリンク

▶︎下行結腸癌の症状は?手術後の5年生存率はどのくらい?

 

結腸癌の手術は術後に機能障害がほとんど起こらない

大腸癌の治療は、外科療法が基本です。

腫瘍が小さく、2cm位の場合には、内視鏡的治療が選択されますが、内視鏡的治療が不可能と判断された場合は、外科的治療が行われます。

外科的治療では、癌を中心とした範囲の腸を約30cmほど切除します。

また、周囲のリンパ節も切除し、腸をつなぎます。

切除されるのが結腸である場合、切除する腸の量が多くても、術後の機能障害は、ほとんど起こらないとされています。

▶︎S字結腸癌の初期症状と治療予後の生存率について

結腸癌の気になる手術時間は?

手術室に入ると、まず姓名確認、手術内容の確認が行われます。

取り違いを防止するためです。

姓名確認と手術内容の確認が済んだところで、麻酔の準備が始まります。

術後の疼痛管理のため、背中から管を入れます。

そのあと、術中に身体管理をするための心電図などを装着します。

麻酔がかかるまで、30~60分かかるのが普通です。

手術時間は、開腹で2~3時間、腹腔鏡で3~5時間が目安です。

切除する範囲やリンパ節郭清の程度によっては、もう少し長時間掛かることもあります。

手術を終えて退院するまでの期間は、個人差もありますが、おおよそ2週間とされています。

▶︎横行結腸がんの症状と手術後の生存率について!

 - 結腸がん


スポンサーリンク




↓ ↓ ↓

今すぐ癌を早期発見する

  関連記事

Young woman sitting on the bed with pain in stomach
S字結腸癌の初期症状と治療予後の生存率について

S字結腸がんの基本知識  

Man with stomachache and headache
上行結腸がんの原因や症状は?術後の合併症について!

上行結腸がんの特徴とは? 大腸がんは大腸のどこにがん細胞ができるかで分類されてい …

intestine
横行結腸がんの症状と手術後の生存率について!

横行結腸がんの症状と特徴

intestine
下行結腸癌の症状は?手術後の5年生存率はどのくらい?

かつては先進国の病気とされていた大腸癌。 近年は、日本でも患者数が急速に増えてい …