胃ポリープ良性でも治療しなくても完全に消えたり治るのか?
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胃ポリープとは胃の中にできたおできのようなものを指します。胃ポリープと聞けば「まさか胃癌!?」と思いがちですが、胃癌は大きくなったり、あちこちに飛び火するものですが、通常の胃ポリープはそんなことはなく、健康上、何の心配もない場合が多く自覚症状もありません。
2センチ以上になり、出血が伴う場合や悪性と診断された場合、内視鏡手術での切除の可能性がでてきますが、日帰り手術も可能なので、胃ポリープが出来てもすぐに悲観するのは早計です。
主な胃ポリープ3種類!?
腺腫性ポリープ
胃腺腫(いせんしゅ)と呼ばれ、、色が蒼白に見え、形は花壇状、ドーム型、菊花状隆起など様々。高齢者に多い。
過形成性ポリープ
直径にして2~3センチどまり。非常に赤く、イチゴのような顆粒状の突起物がみられる。30代から多く見られ、「ヘリコバクター・ピロリ菌の感染が考えられる。癌化することは稀。
胃底腺ポリープ
胃底腺の粘膜に発生し、米粒大で色の変化がなく、数個以上見られる。女性に多くみられ、自然に消失することもある。「幸せポリープ」とも呼ばれる。癌化の可能性はないとされる。
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▶︎胃ポリープとは?症状や手術について!ポリープから胃がんになる確率は?
胃底腺ポリープのみが良性
この3種類のうち胃底腺ポリープが良性であり、治療をしなくても良いとされています。しかし、定期検診ごとに引っかかることも多く、その度に再検査しなければならないところが悩みどころです。
その他の「腺腫性ポリープ」「過形成性ポリープ」は定期検診を受ける必要があり、特に「胃腺腫ポリープ」は経過観察が重要とされています。「過形成性ポリープ」はピロリ菌の除菌により、ポリープの多くが消失することが明らかになっています。
検査方法はX線造影検査、内視鏡検査の2種類です。悪性か良性か調べるには、内視鏡検査と生検(生体検査)をします。
ポリープの原因は、まだよくわかっていない段階ですが、最近ではピロリ菌が係わっているいると考えられています。健康であるためには「胃」の働きが正常でなければなりません。
胃痛や吐き気が多くなってきたと感じたら、直ぐに医療機関を受診することをお勧めします。ポリープなら大丈夫などとは思わず、定期検診することも大事です。
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