小腸の病気について学ぼう

小腸腫瘍・腸重積・腸閉塞・吸収不良症候群・クローン病

*

胃潰瘍の初期症状に下痢⁉︎治療法は抗菌薬と食事療法?

   

スポンサーリンク

ストレス社会の代表的な疾患というと、胃潰瘍でしょう。

胃が痛むと「胃潰瘍では?」と思う人は、少なくないようです。

しかし、胃潰瘍の初期症状は腹部の痛みだけではありません。

また、胃潰瘍の原因も、近年の研究でストレスや暴飲暴食だけではないことが分かってきました。

geri

主な初期症状は?

胃潰瘍の典型的な症状は、空腹時のみぞおち付近の痛みです。

胃潰瘍の自覚症状の90%は腹痛で、腹痛のほとんどはみぞおちに感じる痛みです。

他には、胸焼けやゲップといった胃酸過多症状、コールタールのような黒い便や下血、吐血、嘔吐、背中の左側や腰に感じる痛みなどがよく知られています。

腹部の痛みは、食後に見られることが多いとされます。

胃に入った食べ物が潰瘍を刺激することで、痛みが発生するためです。

空腹時に腹痛が起こり、食事を摂ると痛みが治まる場合は、十二指腸潰瘍の疑いもあると言われています。

腹痛は、胃潰瘍の症状としてよく知られていますが、痛みが強いと病気の状態が悪いわけではありません。

痛みには個人差があり、全く痛みを感じない人もいます。

あまり知られていない症状に下痢があります。

胃潰瘍によって胃酸の濃度が低下し、菌を倒す力が弱くなってしまった結果、食べ物と一緒に体内に入ってきた細菌などを十分に菌を除去できず、消化不良を起こしたことで、下痢をすると考えられています。

スポンサーリンク

▶︎胃ポリープ良性でも治療しなくても完全に消えたり治るのか?

ピロリ菌の除菌と胃潰瘍の治療を並行

胃潰瘍の原因は、精神的なストレスや暴飲暴食と長らく思われてきました。

しかし、近年の研究で、ピロリ菌という細菌に感染すると胃の粘膜が弱り、胃壁が自分の胃酸によって傷つき、潰瘍が出来ることが分かってきました。

胃潰瘍の原因の7割以上がピロリ菌と言われています。

また、胃酸の分泌に関しては、胃潰瘍の患者は、正常かやや少なめであることがほとんどだとされています。

胃潰瘍の治療にあたっては、ピロリ菌の診断と除菌治療も併せて行われることが多くなっています。

ピロリ菌の除菌には、抗菌剤を1~2週間服用します。

除菌治療が成功すると、胃潰瘍の再発率はぐっと低くなります。

ピロリ菌の診断と除菌治療は保険が使えます。

胃潰瘍を繰り返す場合は、ピロリ菌の有無を調べる検査を受けるようにしましょう。

胃潰瘍に罹っても、最近では手術することはほとんどありません。

薬で治療するようになってきました。

一般的には、2~3ヶ月の治療で良くなります。

ただし、治療中は、食事にも注意を払いましょう。

脂っこいものや食物繊維が多いものは控えましょう。

刺激の強い香辛料、熱すぎるものや冷たすぎるものは、摂らないようにすることが大切です。

胃酸の分泌を抑えるキャベツ・ほうれん草・ブロッコリー・牛乳・ひじき・納豆・アーモンド、胃の粘膜を保護する長芋・納豆・牛乳、胃を修復してくれるほうれん草・うなぎ・かぼちゃ・にんじんなどを、積極的に食べるようにしましょう。

▶︎胃潰瘍の入院や治療期間は?退院後も仕事は休むべきなのか?

 - 胃潰瘍


スポンサーリンク




↓ ↓ ↓

今すぐ癌を早期発見する

  関連記事

stomach
胃潰瘍の治療では薬を途中で止めないことが大切!根気よく薬を飲まないとダメ!

スポンサーリンク 俗に「脳の病気」とも言われている胃潰瘍。 ストレスとの関係が深 …

Businessmen are holding the stomach
胃潰瘍の入院や治療期間は?退院後も仕事は休むべきなのか?

ストレス社会と言われている現代。ストレスのせいで大病を抱える方もたくさん居ること …