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胃潰瘍の治療では薬を途中で止めないことが大切!根気よく薬を飲まないとダメ!

   

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俗に「脳の病気」とも言われている胃潰瘍。

ストレスとの関係が深い病気です。

好発年齢は40~50歳代。

男性の方が女性よりも多く発症すると言われています。

働き盛りを襲う胃潰瘍。

治療で大切なのは、どのようなことでしょうか?

stomach

粘膜を傷つける攻撃因子の力が強まって潰瘍ができる

胃潰瘍は、胃の粘膜を傷つける攻撃因子の力が強まった結果、発症します。

胃の粘膜を保護する防御因子には、粘膜を覆う粘液、粘膜自体の抵抗力、粘膜内の血液循環などがあります。

攻撃因子としては、胃酸やペプシンなどの消化液、喫煙、アルコールなどがあります。

また、近年では、ピロリ菌感染も、粘膜を傷つける攻撃因子として注目されています。

防御因子と攻撃因子のバランスは、自律神経によって調整されています。

心身がいろいろなストレスにさらされると、自律神経が影響を受け、防御因子の働きが弱くなります。

そのため、結果として、胃の粘膜を傷つける攻撃因子の力が強まり、潰瘍ができます。

▶︎胃潰瘍の初期症状に下痢⁉︎治療法は抗菌薬と食事療法? 

制酸剤の登場で治りやすい病気に

胃酸を中和する制酸剤が無かった時代、胃潰瘍の治療は、入院による安静と食事療法が基本でした。

昭和50年代後半に、酸分泌を抑える薬としてH2ブロッカーが登場し、状況が変化してきました。

平成になると、プロトンポンプ阻害薬も登場。

胃潰瘍は、ごく一部の症例を除き、治すことが容易な病気になりました。

現在、胃潰瘍の治療は、薬の服用が中心です。

薬を飲み始めると、すぐに痛みなどの症状は改善するとされています。

ただし、痛みが治まったから潰瘍が治ったというわけではありません。

胃潰瘍では、プロトンポンプ阻害薬を8週間投与します。

これが初期治療と呼ばれるものです。

この8週間で服薬を止めてしまうと、潰瘍が再発する可能性が高いとされています。

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根気よく薬を飲むことが大切

普通、胃潰瘍の治療では、初期治療の後に維持療法が行われます。

再発を防ぐためです。

維持療法では、多くの場合、胃の粘膜を傷つける攻撃因子を抑制する薬と、胃の粘膜を保護する防御因子を強化する薬の2種類を組み合わせて服用します。

中心となるのは、H2ブロッカー。それに他の薬剤を組み合わせるのが普通です。

H2ブロッカーは、潰瘍が治ってきたら、少しずつ量を減らしていきますが、長期間服用していても、止めると潰瘍が再発することが多く、治療には時間がかかります。

根気よく薬を飲むことが大切です。

その間、食生活でも、胃の運動や胃液の分泌を促進するような物は、摂らないようにすることが大切です。

香辛料、コーヒー、炭酸飲料、大量のアルコール、高脂肪食は、避けましょう。

胃液の中和作用が強い豆腐、治癒を助けるタンパクを含む白身魚などは、オススメです。

食事は抜かないようにしましょう。

1回の量を少なくして、食事の回数を多くするのも、良い方法です。

▶︎胃潰瘍の入院や治療期間は?退院後も仕事は休むべきなのか?

 - 胃潰瘍


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