過敏性腸症候群で仕事を辞める!下痢型や慢性型があるけど薬で治る?
過敏性腸症候群(IBS)は現在のストレス社会が生んだ病気で先進国に多いと言われています。
脳と腸は密接な関係があり、脳が受けたストレスは腸にダイレクトに伝わります。
そのためにお腹の不快感だったり痛みを感じるようになっています。
とくに大腸や小腸の疾患などが認められない場合、過敏性腸症候群(IBS)と診断されます。
過敏性腸症候群の原因はストレス社会!?
どんな症状が出るのかといいますと、一日の内に何度もトイレに駆け込んだり、便が泥状便、または水様便の下痢型だったり、コロコロとした硬い便になる便秘型だったりと、便の状態が落ち着かず、
お腹の張り、残便感、ガスが溜りやすく、ゴロゴロとお腹がよく鳴ると言った症状がでます。
その他にも、不眠、不安感、うつ、全身倦怠感などの精神的な面にも症状がでます。
お腹の不快感は場所や時を選ばず出てくるので、大変なストレスになります。
例えば、会議中だったり通勤途中だったり大事なお客様との商談中だったりと、そのたび中座してトイレへ駆け込むといった具合なので、仕事に集中できません。
それに、恥ずかしい気持ちもあって誰にも相談できず、慢性化してしまうといった悪循環に陥ります。
あまりにも追い詰められて、仕事を辞めるという決断に至ってしまうこともあるのです。
そうならない為にも早めに病院を受診しましょう。
割と認知度が出てきている病気なので、対応してくれます。
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▶︎女性に多い過敏性腸症候群!オススメの病院や薬の種類について!
治療法は様々で、食事療法、運動療法、薬物療法などがあります。
まずは規則正しい生活を心がけ、食事もスパイス料理などは避け、軽い運動をしてストレスを発散します。
次に、薬物療法となります。腸内のセロトニンの働きを抑える「セロトニン3受容体拮抗薬」はストレスを腸まで響かせないようにするためのお薬です。
その他、「高分子重合体」「消化管運動調整薬」「乳酸菌製剤」「抗コリン薬」などを用います。
医師の指示に従い、薬をきちんと飲み続けることで、過敏性腸症候群は完治出来ると言えます。
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